2016/04/14 18:39

【話のネタ・・・4】
▲チューニングピッチの話▲
昔(40年~30年)はA=440Hzで併せていたはずなのにいつの間にか442hzになっていた・・・そう思いませんか?
1939年にロンドンでの国際会議で世界標準ピッチをA=440Hzに決めたはずなのに・・・知らないうちに世界中(特にヨーロッパ)で442Hzが標準になってしまっているそうです・・・マンドリン界だけではなく他のクラシック系楽器全般がそうみたいですね。一説にはホールの巨大化によって、より目立つための方法としてピッチを上げていったのではとも言われています。
『今日のホールの基準ピッチは442です』・・・えっ!ホールにピッチなんてあるの?・・・(@_@;) 。。。あるんだそうです。
とはいってもホール自体が持つ基準値ではなく所有しているピアノの調律がA=442Hz(あるいは440)に調整してあるという意味だそうですけど。
ただ皆さんも経験されていると思いますが、本番直前に合わせたチューニングが舞台の照明にさらされたとたんに下がってしまった・・・これってマンドリンに限らずピアノのだって舞台の環境でかなり狂いが出るのではと思いますよね。
そこで・・・このピアノの調律に関してはほぼどこでも気温23℃
にホール内の温度を調整してチューニングしているそうです。なぜ23℃なのかはよくわかりませんがホールの平均気温が23℃だからだそうです。。。。
知り合いのあるコンサートマスターは本番、他のメンバーが442でチューニングしている中一人だけ443に上げているそうです。これも一つのテクニックかもしれませんね。 
トイウコトハ・・コンマスジャナイケレド・・メダチタイナアトオモッタラ・・・・コッソリ・・・(^_^.)  だめですよこんなことやったら・・
次回はチューニングマシンの話を・・・